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2011年1月

「小」→「中」→「高」→「大」に違和感あり

 「大小」「高低」という熟語があることからもわかるように、「大」の逆は「小」、「高」の逆は「低」になります。しかしこれを現代の学校制度にあてはめると妙なことになります。「大小」の間に「中」を入れると小学校の次は中学校になるわけですが、中学校の次は大学校ではありません。中学校の次は高等学校で、大学は高校の次になるわけです。また「高」はあるのにその逆の「低」、すなわち低等学校といわれる教育機関は存在しません。小学校→中学校→高校→大学と進む名称に対して何の抵抗もなく受け入れている方が多いかと思いますが、漢字だけみると「小」→「中」→「高」→「大」となっていて「小」→「中」→「大」という順になっておらず途中に「高」が挟まっていること、そして「高」と対の関係にあたる「低」がないという点が不自然なのです。
 そこで改善案ですが、次の3つを考えてみました。
1.小学校→中学校→大学校
  この場合、現在の中学・高校を一元化し6年制の中等教育機関とする。
2.小学校→低等学校→高等学校→大学校
  
この場合、現在の中学を「低等学校」と名称変更する。
  なお、各教育機関の修業年限は現行通りとする。

3.低等学校→中等学校→高等学校
  この場合、現在の中学・高校を一元化し6年制の中等教育機関とする。
  そのうえで「中等学校」と名称変更する。
  また、大学を「高等学校」と名称変更する。
以上のいずれかにすれば漢字の配列に対する違和感は解消されますね。

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1週間のできごと(1月23日~29日)

 いつも渋滞する場所で渋滞に巻き込まれなかったり、乗り換えの電車に待たずに乗れたりすると、『今日はついていたなぁ』と感じますよね。逆に何をやってもうまくいかないこともあるわけで、そういうときは『今日はついていないわ』と思うわけです。今週は木曜日までこれといったこともなく平穏無事に過ごすことができたのですが、金曜日に「ついていない」できごとが一気に襲ってきました。
 28日の金曜日、目覚ましの設定した時刻よりも前に目が覚めました。とりあえず起きて炊飯器からご飯をと思ったのですが、炊飯器は熱くなっていて中のご飯も炊けているはずなのに蓋が開かないのです。取扱説明書で確かめると「釜が完全に冷めるまで待ってから開けるように」とのこと。そんな時間まで待っていられないので、朝食はパンに変更しご飯以外のおかずだけ弁当箱に入れて出勤しました。
 学校に到着すると職員室中で「鍵がどこにも見つからない!」と大騒ぎになっていました。その問題の鍵を昨日最後に使ったのが麻衣まいだったのです。嫌な予感がしたのですが、同時に『しかしまさか自分ではないだろう』とも思いました。しかし教頭先生に「鍵を戻した?」と尋ねられ、念のため上着のポケットを確かめてみると、なんと鍵が中に入っていたのです。もうその瞬間に「あちゃ~!」と思い、顔面蒼白に。長いことこの職業で仕事してきましたが、学校のキーボックスで保管しなければならない鍵を持ったまま退勤するという失態は初めてです。鍵に手を触れた瞬間は、もう懲戒免職処分にされそうな気分になりました。
 その日は麻衣まいの作成した試験も行われたのですが、ここでも問題用紙の一部に印刷されていないページがあるという理由で冊子ごと交換するというハプニングが起こりました。あらかじめテスト袋の中に予備の冊子を多めに入れて監督の先生に渡しておいたので試験そのものを中断する事態にはならなかったですが、それでも自分が作成し印刷した試験で印刷不備があったのは大学卒業以来この職業に就いて何百回と試験をした中で初めて遭遇した出来事でした。
 家に帰ったのですが、炊飯器の蓋はやはり開きません。せっかく炊いたご飯がもったいないのでバターナイフやフォークを使って強引にこじ開けました。それでご飯は食べることができましたが、今度は蓋が閉まらなくなりました。もうどうしようもないので新しい炊飯器を買いに行きました。
 これだけのことが一日の間に起きたわけですが、じつはこの1週間の前半ではうまくいきすぎていたことがあったのです。詳しくは明後日の火曜日に書きますが、人間は幸運に恵まれすぎると近いうちに不運に襲われるものだと改めて感じました。だから宝くじを買う気にならないのです。外れれば投資した分が丸ごと損します。逆に何千万円も当たれば、きっとその金額に等しい何かを失いそうでこれまた恐ろしいからです。特段の幸運にも不運にも遭遇しない、平穏な日々を過ごすことがいちばんですね。

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動物をトラックに乗せる

 私たちが日常的に利用する道路には四輪に限ってみても軽自動車から大型のトレーラーまでさまざまな車両が通行します。その中には生きた動物が乗せられたトラックも走っています。その動物の中でも比較的よく目にするのはブタとウシです。特にブタは10頭程度が荷台に乗せられていて立錐の余地ないほどぎゅうぎゅう詰めになっています。これを見ると麻衣まいは『ようトラックの荷台におとなしく乗せられとるなぁ』と感心します。人間も満員電車に乗りますが、あれは何が何でも出勤・登校しないと自らの生活が成り立たないから不快な空間であることを覚悟して乗るわけです。しかし動物にはもともとそんな覚悟はありません。不快な空間に対しては全て本能で避けて行動するものです。ですからトラックの荷台、それも他のブタが前に乗りこんでいて既にすし詰めとなっている空間に自ら進んで乗るとは思えないのです。乗せるときは麻酔で眠らせているのなら話は別ですが、そうでないとするとどういう手段を使って乗せているのか、その現場を一度でも見学したいと思います。

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土俵の東西は実際の方位か?

 今日は大相撲の話題です。本場所で使われる国技館の土俵は東西それぞれに支度部屋が設けられ、力士はここから花道を通り土俵に向かいます。土俵では勝負審判長の座る正面からみて左側が東、右側が西と定められています。したがって勝負審判長は北側に座り、行事は対面の南側に立っていることになるわけですが、この東西は実際の方角と一致しているのでしょうか。つまり国技館を建設する際、太陽の昇る方向に東方の土俵を、沈む方向に西方の土俵を作っているのでしょうか。下世話な疑問ですが、ふと気になりました。

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大船渡線の車窓(1)

 今週と来週は大船渡線です。この路線は政治上の思惑で線路が捻じ曲げられ我田引水ならぬ我田引鉄がなされたことで有名です。具体的には陸中門崎から千厩までコの字型に曲がり北へ迂回しています。直線距離にして8kmしかないのに26km、時間にして35分も費やしています。このようになった原因は政治上の思惑があったからです。大正9年の総選挙で政友会は原敬総裁の出身地である岩手県の全県議関の独占を狙いました。それには憲政会の候補者である柵瀬軍之佐を落選させる必要に迫られ、摺沢地区から佐藤良平を立候補させたのです。そのご褒美として摺沢を経由するルートに捻じ曲げられたわけです。そのせいもあって列車の進行方向はめまぐるしく変わります。一ノ関からみて気仙沼は東ですが、単純に東へ一直線ではなく南へ北へと頻繁に向きが変わります。

【一ノ関~気仙沼】

 東北本線の上野方向に発車しますが、すぐに左にカーブして分かれます。その分かれ方が尋常ではなくほぼ直角になるまでカーブしつづけます。しばらく行くと再び右にこれまた直角に等しいほどカーブし発車時と同じ南向きとなります。そして真滝に停まります。周囲は一面田園になっています。ここを出ると再び左カーブし東へ進みます。北上川を渡り短いトンネルをくぐると間もなく陸中門崎に着きます。ここから北に向かい砂鉄川を遡上します。岩の下を過ぎて陸中松川に着くころには緑の中に妙に白っぽい景色が目に入ります。これは東北開発岩手セメント工場の石灰岩採掘現場です。次の猊鼻渓は駅名どおりの猊鼻渓の玄関口で、名勝として知られています。その猊鼻渓を出ると右にカーブして東に向きを変えます。柴宿を過ぎ政治上の思惑で経由することになった摺沢に着きます。ここを出ると再度右にカーブし今度は南に向きを変えて9kmほど山村を走ると千厩です。
 千厩を出ると左にカーブし再び東へ向かいます。気仙沼街道と言われる国道284号線、そして千厩川とともに小梨・矢越と進みます。左側の車窓には室根山の雄姿が望めます。ここまではこれといった大きな山は見られなかっただけに、室根山の姿は目立ちます。折壁を出ると右カーブしていったん南に向きを変え、また左カーブして東へ向かいます。列車は依然として川と国道284号線とともに進みます。次の新月を出ると岩手県から宮城県に入ります。そして右側から気仙沼線の線路が合流すると気仙沼です。一ノ関からここまで普通列車で1時間20分、快速を利用すると10分短縮されます。

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ノロウイルス講座(終)

8.素人判断は危険

 最終回の今回は、素人判断の危険性について一言したいと思います。ここではノロウイルスに関連する一場面として、急にトイレに行きたくなった事態に遭遇したときのことを考えてみます。急に腹痛とともに下痢と思われる便意を催すということは誰でも経験があるかと思いますが、そのときどう対処するかが問題です。日本人は特に薬好きな民族なので、症状だけをみてすぐに薬で抑え込むことを考える傾向があります。
 特に最近、テレビのコマーシャルや電車の車内広告でも止痢剤(いわゆる下痢止めの薬)の広告を見かけます。その広告では急に襲撃してきた下痢に対する即効性を宣伝文句にしています。満員の通勤電車に乗っているときなど、確かに急にトイレに行きたくなっても行くわけにはいかない場面は日常生活でも多々あります。急に下痢と思われる便意を催し「ああ、どうしよう」と焦るとき一口飲めばそのつらさから解放されるのであれば、服用したくなる気持ちになるのももっともなことです。
 しかし、だからといって下痢を薬で抑え込むのは危険です。なぜなら問題の下痢の原因がわからないからです。たとえば急襲したその下痢がノロウイルスによるものだと仮定しましょう。そして止痢剤を服用してそれが速やかに作用したと仮定しましょう。その場合、体内にはノロウイルスが排泄されずにいることになります。それどころかウイルスが増殖する恐れもあります。下痢や嘔吐は生体の防御反応の一つとして有害物質を体外に排泄させる作用もあります。それを薬剤によって人為的に排泄させないということは、むしろ有害物質を体内に滞留させることになるわけで、生体防御反応に反する行為をしていることになります。以前にも病原性大腸菌O-157が流行したとき安易に下痢止めを服用した患者がかえって重篤な状態に陥ったことがありました。
 もちろん下痢の全てず感染症によるものではありません。過度の緊張でも下痢は起こります。そういう場合は止痢剤を飲んでも差し支えありません。しかし、急に襲われた下痢の原因がその場ではわかっていないわけですから、素人判断で止痢剤を飲むのは危険だという結論になります。下痢に襲われたら自然に身を任せてそのまま排泄しましょう。そして下痢以外の症状にも注意して速やかに医療機関に受診するのが最善だということです。

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ベッドで寝るか畳の上か

 昔の日本の家屋はどこでも和室でした。したがって寝るときは畳の上に布団を敷いて寝るしかありませんでした。しかし戦後は洋間も増えてベッドで寝る人も多くなりました。みなさんはどちらですか?麻衣まいは子どものころからベッドで寝るスタイルに慣れていますので、今でも和室にベッドを据えてそこで寝ています。ただし、12月から翌年の3月はベッドを使いません。床に暖房機能付きのカーペットが敷いてあるので、そこに直接寝ています。暖房は最も弱い温度設定とし、翌朝までつけっぱなしです。このような使用方法は低温火傷の原因ともなるので、取扱説明書には「就寝用暖房器具として使用しないでください」と明記してあります。しかし、麻衣まいはそうでもしないと寒くて寝られないのです。
 特に今年の冬は例年以上に寒いので、カーペットの温度設定は「中」でもちょうど良いくらいです。それだけではありません。足の指も冷えてしまうので、靴下も履いたままで寝ています。

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小切手は切手より大きい

 有価証券の一つに小切手というものがあります。銀行に当座預金を持つ者が銀行に対して、券面に記載された金額を持参人に支払うよう依頼した有価証券を指します。麻衣まいは子どもの頃『封筒に貼付する郵便切手よりも小さい切手やろ』と子ども心に思っていました。大人になった今はもちろんそんなことは考えなくなりましたが、それでもこれを「小切手」と呼ぶのはおかしいのではないかと思うのです。実物を見ればすぐにわかりますが、封書に貼付する郵便切手よりもはるかに大きいものです。それなのになぜ「小」をつけるのかわかりません。それに「切手」という語も郵便切手と何か関係があるかのような誤解をされる恐れがあります。ですから全く別の名称にした方がよろしいのではないかと思うのですが、、銀行などの金融業に勤めていらっしゃる方々は何とも感じないのでしょうか?

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1週間のできごと(1月16日~22日)

 今週は日曜日が大学入試センター試験の2日目でした。月曜日からは通常の勤務です。土曜日は久しぶりに八王子へ遊びに行きました。JR八王子駅で古くから栄えているのは北口です。ここにはそごうの駅ビルも堂々と建っており、数々の路線バスも乗り入れています。しかし最近南口が再開発され、こちらにもバスロータリーが新設されビックカメラなどテナントが入ったビルも建てられました。嬉しかったのはミスタードーナツがあったこと。それまでは京王八王子駅まで歩いて食べに行っていたのですが、ここでも食べることができるようになりました。他にも八王子には麻衣まいのよく行くカレー屋さんでもあるCoCo壱番屋も、これまたよく行くラーメン屋さんでもある天下一品もあります。この日は天下一品でこってり味のラーメンを堪能しました。

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ペンキは60日で剥がれる?

 昨年の11月末に塗ってもらった浴室のペンキが早くも剥がれ始めました。浴室を使った翌日に壁を見ると細かい亀裂が無数に入っていて、それを指でなぞるとパリパリパリと音を立てて細かい切片となって剥がれ落ちていくのです。その原因を尋ねたところ、高温多湿と低温乾燥を繰り返す浴室の環境によって、新たに塗ったペンキが薄い被膜状になる→その被膜が膨張する→被膜の内側に空気が入る→内側の空気が破裂する→空気が抜けた後は亀裂となり落下する……という現象が生じるとのこと。まるで新たに塗ったペンキの部分が海苔巻せんべいの海苔のようにぱりぱりと剥がれていくので呆れてしまいました。今ではもう壁のペンキはあらかた剥がれ落ちてしまい、塗る前の状態に戻ってしまいました。そして天井のペンキが剥がれ始めています。いくら使用環境の酷な浴室とはいえわずか60日足らずで剥がれるのは不可解です。業者はよほど安価なペンキでも使ったのでしょうか。

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阪神に朗報

 今日は久しぶりに阪神タイガースの話題です。千葉ロッテから海外FA宣言した小林宏投手がいましたが、彼は海外への移籍を断念し、なんと阪神への入団を表明しました。今季は開幕から城島捕手が絶望視されるなど暗い話題が多かったのですが、小林投手の入団で藤川につなぐセットアッパーがよりしっかりしたものとなりました。開幕から大いに活躍を期待できそうです。

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気仙沼線の車窓

 前回紹介した石巻線の前谷地から三陸海岸へ向けて伸びるローカル線です。海が見渡せるので進行方向右側の座席がお勧めです。ただし朝方は逆光になりますので、海岸の撮影は午後の列車が良いでしょう。普通列車の大部分は小牛田が始発ですので、前谷地から乗ったのではお好みの座席に座れる保障はありません。また快速は仙台が始発ですから、快速に乗る場合は仙台から乗り込んで座席を確保する必要があります。

【前谷地~志津川】

 前谷地を出るとすぐに左にカーブして石巻線と分かれ、列車は北へ向かいます。田園地帯を進んで和渕に停車します。その次がのの岳です。駅名にもなっているその山は標高222mの小山で左側に見えます。旧北上川沿いに進んで陸前豊里・御岳堂と進み、右カーブして再び東に向きを変えると北上川を渡ります。この橋梁は619mもあり滔々と流れる川面をじっくり見ることができます。川を渡り終えるとすぐに柳津で、ここを出ると山の中に入ります。津山杉の名産地なので列車も杉林の中を進みます。そして陸前横山に着きます。ここを出ると長いトンネルに入り陸前戸倉、そして突然志津川湾に出て志津川に着きます。この御岳堂から志津川までは北上川・杉林・トンネル・海とめまぐるしく車窓が変化して楽しめます。

【志津川~気仙沼】

 志津川からはまた海と離れます。短いトンネルをくぐり清水浜・歌津と停車します。次の陸前港から再び海に近づき、蔵内・陸前小泉と停まります。また海から離れて街の中に入って本吉に着きます。この先は小金沢・大谷海岸・陸前階上・最知・松岩と、南三陸の海岸沿いに進みます。途中の陸前階上では潮吹き岩で有名な岩井崎もあります。この小金沢から松岩にかけては青い松が生えた岩などもあって三陸海岸ならではの海を車窓いっぱいに望むことができます。
 次の不動の沢を過ぎると海から少し離れれます。南気仙沼で、その次が終点の気仙沼です。大船渡線の線路が左側から合流します。この先、三陸海岸を北上する場合は大船渡線のディーセルカーに乗り換えて盛へ向かうことになります。小牛田から気仙沼までは2時間程度ですが、快速「南三陸」なら1時間30分で着きます。

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ノロウイルス講座(5)

7.患者の汚物処理

 患者の嘔吐に対する処置も重要な課題です。ここでは家族の一人がノロウイルスを発症し家の中で嘔吐・下痢した場合のことを想定します。催した際にトイレまで間に合えば特段の問題はありませんが、便器以外の場所で嘔吐・下痢をしてしまった場合、これを適切に処分する必要があります。これを放置した場合、あるいは誤った方法で処理した場合は、同居人が次々と感染・発病することになりかねません。なぜなら患者の嘔吐物・排泄物には大量のノロウイルスが放出されているからです。そこで、ここでは処理の要点を挙げます。
1.事前に手袋・上衣・マスクの装着を
 いきなり汚染箇所に立ち入ってはいけません。ビニール製の使い捨て手袋をはめましょう。素手で嘔吐物(下痢便も含む。以下同じ。)を拭き取ると手指にノロウイルスが付着するので、今度は処理を行なった人物が感染してしまいます。同様に上着も必要です。理由は、嘔吐物に近づいただけでもノロウイルスが衣類の繊維に付着するからです。そしてマスクも装着しなければなりません。処理中の呼吸によって、現場付近に浮遊するノロウイルスの粒子を吸い込んでしまう恐れがあるからです。
2.拭き取る際は外側から内側へ
 嘔吐物はペーパータオルや使い捨ての布きれで外側から内側へ静かに拭き取ることが大切です。また嘔吐物は広範囲に飛散していますから、視認の可否にかかわらず少なくとも半径2mの位置から内側へ向けて拭き取らなければなりません。つまり肉眼で見える部分だけを拭き取ったのでは不完全だということです。
3.拭き取った物は直ちに密閉
 嘔吐物とともにこれを拭き取るために使用したペーパータオルなどは速やかにビニール袋に入れて密閉しなければなりません。
4.汚染箇所には消毒を
 肉眼では完全に拭き取ったように見えても汚染箇所にはまだ大量のウイルスが残存しています。これを放置すると乾燥して塵埃となり、通行や掃除機によって空中に浮遊させ、それが新たな感染源となってしまいます。そこでこれを適切に消毒する必要があります。消毒というとすぐにアルコールが思いつきますが、ノロウイルスに対しては効果がありません。ノロウイルスには次亜塩素酸ナトリウムを使用することです。しかし純粋な次亜塩素酸ナトリウムは市販されていません。ですから病院など特殊な施設なともかく一般家庭でこれを常備することは困難です。そこで洗剤で代用することになります。「まぜるな危険」と明記されたもので、塩素系のものを購入すると良いでしょう。具体的にはハイターです。
5.処理後は換気を
 処理が終わったら窓を大きく開けて十分な換気をすることが大切です。その際は一箇所だけでなく方向の対立する二箇所の窓を同時に数分~10分程度開けることが大切です。具体的には北側と南側を同時にあけることです。もしその日が東風ないし西風なら東側と西側の窓を開けると良いでしょう。こうしないと空気は完全には入れ替わりません。寒いからといって空調設備の運転で済ませるのは危険です。理由は家庭用エアコンの換気能力は大したものではないからです。
6.手指の衛生
 上記の1で述べたように嘔吐物の拭き取りの際にはビニールの手袋を装着しますが、それでも手指の衛生処理は必要です。石鹸を使って入念な手洗いをして下さい。また、処理時に着ていた上衣も脱いで速やかに洗濯機に入れましょう。マスクも手袋とともに処分する必要があります。また、これらを取り外すのにも順番があります。手袋→上着→マスクの順に外し手指をしっかり洗うのが正しい順序です。

患者のご家族の方は、ぜひここに述べた方法で適切に嘔吐物を処理し、家族間感染を未然に防いでいただきたいと思います。

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スポーツカーよりも工事用車両

 麻衣まいが子どもだった当時はスポーツカーブームでした。中でもポルシェを「かっこええクルマ」と評価していました。特に真っ赤なポルシェの写真は人気がありました。ポルシェの形をした消しゴムまで売られていて、これをボールペンの底部を利用して後ろから押し、前に進んだ距離を競う遊びまで流行していました。
 しかし麻衣まいはクルマに関しては変わり者で、国産・外国産を問わず乗用車など公道を自走するものには何の興味もありませんでした。麻衣まいが興味を持っていたのは工事現場で活躍する車両でした。クレーン車やショベルカーなどさまざまな工事用車両がありましたが、特に興味を抱いたのはビルの建築に先立って杭を打つときに使う車両でした。
 杭を打つ場所には、まず鋼鉄製の棒が地中に入っていきました。長さはビルの3階分もあります。その棒はただの棒ではなく、螺旋状になっておりくるくると回転しながら入っていきました。棒の大部分が地中に入って見えなくなると、今度は棒が逆回転して地中から出て来ます。そのとき棒の螺旋状の部分に泥土がたっぷりと付着しており、作業員が懸命にこれを落としていました。こうして杭を打つ前にあらかじめ穴をあけるのです。次に電信柱のようなものが穴のところへ運ばれます。これもビルの3階分はあると思われる長いものです。そして「コン!コン!」とすさまじい音ととに杭を打って電信柱のようなものが地中に埋め込まれていくのです。あんなに長いものが地中に入っていくのが不思議で麻衣まいはじっと見ていました。
 工事現場は一般の人が立ち入らないように囲いがされますので、外から工事風景を覗くことは難しいのですが、麻衣まいはその囲いのわずかな隙間からじっと見ていました。特に杭を打つ風景とクレーン車でさまざまな資材が運ばれる風景は、1時間見ても2時間見ても飽きませんでした。

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振り仮名の記入に困る単語

 日本語では漢字2字からなる語句が数多くあります。そして、これらの語句に振り仮名を付す際は個々の漢字ごとに分離することができます。例えば「漢字」なら「漢」は「かん」であり、「字」は「じ」となります。書類に自分の氏名を記入する場合でもその漢字の真上にふりがなをつけることがありますが、例えば氏名が「山本弘」なら「山」の上部に「やま」、「本」の上部に「もと」、「弘」の上部に「ひろし」と書くことになります。ここまではごく当たり前の話ですが、この当たり前の付し方が通用しない語句もあります。
 たとえば「煙草」という単語はどうでしょう。この単語は「たばこ」と読みます。個々の漢字に分離した場合次の2通りの付し方が出てきます。
 A.「煙」を「た」と読み、「草」を「ばこ」と読む。
 B.「煙」を「たば」と読み、「草」を「ばこ」と読む。
大人は「煙草」という単語全体でしか考えませんから、このようなことは思いつきもしません。しかし子どもは違います。漢字に興味を持つと「どっちの字が平仮名2文字分を読んでいるのか?」と質問してくる子どもがいます。こう聞かれると、大人は答えに窮しますね。
 こういう語句は、以下に示すように意外とあるものです。
  「欠伸」(あくび)
  「台詞」(せりふ)
  「許嫁」(いいなづけ)
  「団扇」(うちわ)
  「布団」(ふとん)
  「氷柱」(つらら)
  「所以」(ゆえん)
特に、動物や植物の名称で顕著にみられます。
  「秋刀魚」(さんま)
  「雲雀」(ひばり)
  「土竜」(もぐら)
  「紫陽花」(あじさい)
  「西瓜」(すいか)
  「向日葵」(ひまわり)
どれも個々の漢字に分離して振り仮名を付すことができません。

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1週間のできごと(1月9日~15日)

 関西からは9日に戻って、10日・11日は家の雑事をしたり近くの山に登ったりして過ごしました。高校では12日から授業が再開されました。3年生は大学入試センター試験を間近に控えいますので、今やるべきことは何かを中心に受験の心構えなどを話しました。そして15日が大学入試センター試験の第1日目です。今年は昨年より5000人ほど増えて56万余人が受験したそうです。私の指導教科である国語の試験もこの日に行われました。

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テレビ電話は利用されるか?

 現在私が愛用しているデスクトップパソコンはWindows7が搭載されたばかりの頃に購入したモデルですが、ディスプレーの正面上の部分にカメラがあり、テレビ電話対応機種になっています。4年前に購入したノートパソコンも同様です。しかし私はこれを使って相手の顔を見ながら通話したことは一度もありません。周りの友人や知人に尋ねても、テレビ電話を楽しんでいる人は皆無でした。メーカーは「これはきっと受け入れられるだろう」と思って開発し商品化したのでしょうが、ユーザーがそれを歓迎するかどうかは果たしてわからないという典型的な例でしょう。テレビ電話が流行しない理由は、自分の姿も部屋の中も相手に丸見えになってしまうのを嫌がる心理が働いているのではないでしょうか。電話のかかる時間によっては化粧を落としてパジャマ姿になっていることもあるわけです。大掃除の最中で家の中が足の踏み場もないほど乱雑になっているかもしれません。そんな姿が相手のパソコン上に映し出されるのは、気持ちの良いものではないでしょう。ましてやその画像が保存されたりネット上に流されるという事態にもなったら、プライバシーも何もあったものではありません。この問題が解決されない限り、テレビ電話は消費者の間には受け入れられないのではないかと思います。

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声のトレーニング

 正月も終わり授業が再開されました。教室にいる全員にはっきりと聞こえるような声を出す日々が続くことになるのですが、それだけの音量に達する声を出すのは急にはできません。短時間なら誰でもすぐに出せますが、1コマ50分の授業を午前・午後あわせて4コマ5コマと続けていくのは無理です。どうやら夏休みや冬休みなどで久しく声を出していない期間が続くと、発声に必要な筋肉もなまってしまうようです。ですから長期休みが明けた日はいつもつらい思いをします。最初の授業ではなんとか出せても次の授業からはすぐに声が嗄れてしまうからです。今年は暦の関係で例年よりも3日遅く1月12日から授業が再開されましたが、やはり1時間目の途中から声が嗄れはじめました。声もスポーツと同じで日頃から発声練習をして絶えず鍛えていないとダメなのでしょうね。歌手の方などはなおさら気を遣っていることでしょう。

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石巻線の車窓

 今回は石巻線を紹介します。この路線は東北本線の小牛田から宮城県の漁港でもある牡鹿半島へのローカル線です。短距離ながらも水田あり大河あり海ありと、変化に富んだ車窓の景色を楽しめます。進行方向右側がお勧めです。

【小牛田~女川】

 小牛田から東北本線を青森方面に向かって発車しますが、すぐに右にカーブして東北本線と分かれ、列車は東に向きを変えます。最初は磐越東線と同じく広大な水田の中をひたすら進みますので米どころであることを実感できます。水田に感動しながら上涌谷・涌谷と停車し、旭山が右側に見えてくると前谷地に到着します。ここで気仙沼線の線路が左へ逸れていきます。引き続き石巻線は水田の中を進み、佳景山に鹿又と停車します。この付近では左側の車窓には時おり北上川が見えます。鹿又を発車するとほぼ直角に右カーブしますので列車は南に向きを変えます。そして曽波神を過ぎると右側から仙石線の線路が合流して石巻に着きます。ここを出てしばらく進むと北上川を渡ります。北上川はもともと大河ですが、ここでは河口に近いので川幅は広くまるで海の上を走っているような気分になります。そして陸前稲井に停車しトンネルをくぐると渡波です。ここからは石巻湾の入り組んだ部分を走りますので海の香りが漂ってきます。次の万石浦を過ぎると右側に海が見え始め、沢田からは間近に望むことができます。湾内なので海面は湖のように穏やかです。次の浦宿からは山の中に入り、トンネルをくぐると再び海に近づき終点の女川です。小牛田からここまで1時間20分程度です。

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ノロウイルス講座(4)

6.臨床症状

 既に多くの書物で紹介されていますが、24時間~48時間の潜伏期間の後に突然の悪心・嘔吐・腹痛・下痢で始まります。この突然の発症は時刻を問わず起こりますので、就寝中に潜伏期間が過ぎた場合は夜中に胃部の不快感と便意で覚醒させられることになります。熱は平熱か微熱にとどまり高熱になることは滅多にないとされています。下痢は水様性のもので、1度排泄しても1時間も経たずに次の下痢に襲われるほど急激なものです。嘔吐についても同様です。発症から3時間以内に飲食した胃の内容物を嘔吐するのみならず、未消化物がなくなり胃液だけとなってもそれを嘔吐し続けます。ですから自覚症状としては非常に苦しいものとなります。この症状は一両日中に回復し3日後には消失しますが、ノロウイルスはまだ体内に残っており、症状消失後も1~3週間は便中に排泄されます。

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バラの剪定

 今日はバラの剪定をしました。枝を土の表面から1/3ほどの高さに切り落とし、そして鉢の土も1/4ほど入れ替え、元肥と水を与えました。バラの栽培をするようになってからは、毎年帰省から戻った直後に必ずこの作業をしています。こうすると2月下旬に発芽して3月になると枝とともに芽が伸長します。そして桜がすっかり葉桜になる4月下旬には開花します。

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「成人式」とは言うけれど

 今日は成人の日ということで全国各地の市区町村では成人式が挙行されました。そこで新年最初の「言葉」のコーナーでは、この「成人式」という言葉を取り上げたいと思います。「式」は「儀式」の略ですからそれ以上論じる事柄はありません。問題は「成人」の方です。この熟語は「成」が「成る」という動詞、「人」が名詞を表します。このように上の漢字が動詞、下の漢字が名詞で構成される熟語は、「読書」「入居」「投球」など他にも数多くあります。これらの熟語を漢文の訓読に従って読むと、下の漢字を先に読んでから上の漢字を読むことになります。すなわち「読書」は「書を読む」、「入居」なら「居に入る」、「投球」なら「球を投げる」となるわけです。したがって「成人」は「人と成る」と読むことになります。
 そこで問題が生じるのです。20歳になって初めて「人と成る」ということは、誕生からそれまでの間は「人とは成」っていない状態ということを意味するからです。しかし、それは妙な話ではないでしょうか。乳児だろうが幼児だろうか「人」は「人」であり、別の生物体ではありません。ではどう改めればよいのか?答えは「成人」ではなく「成年」にすれば良いのです。これなら20歳未満を意味する「未成年」の対義語として使えますから何の問題もありません。したがって「成人式」ではなく本当は「成年式」(成年に達したことを祝福する儀式)と表現する方が適切なのではないでしょうか。

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帰省&旅行(終)

 今日は自宅近くの山へ登りました。麻衣まいにとっては12月24日以来2週間ぶりの関東地方ですが、こちらも一日よく晴れていました。山の上からは東京も横浜も望むことができました。山歩きをしている途中で楽器の音色が聞こえました。何だろうと思って近寄ってみたら山小屋の中で尺八を吹いていました。自宅では近隣への騒音で練習できないので毎週休日に山へ登っては尺八を吹いているそうです。他にも自分の体力づくりのために1000回以上この山に来ているという初老の男性にも出会いました。これまで毎日欠かさず登ったと仮定しても1000回に達するには3年近くかかりますから、いかにすごい回数かがわかります。

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帰省&旅行(15)

 今日は松本から篠ノ井線で長野へ出ました。松本から長野へ行く途中に姨捨という駅がありますが、ここからの眺めは最高です。今日の長野県は朝から雲一つない好転に恵まれましたので、もうこれ以上素晴らしいものは2度と見られないのではないかと思われるほどの絶景を堪能することができました。
 その後しなの鉄道に乗り軽井沢を経て高崎へ出ました。昔はレールがつながっていた軽井沢~横川は今ではJRバスが連絡しています。30分余りのバス旅の後に横川から高崎に出たのですが、高崎のホームは煙のにおいで充満していました。火災かと一瞬思いましたが、じつは蒸気機関車D51が停車していたのです。先頭部を見ると「新春碓氷号」とあったので、どうやらそういう名前の臨時列車が運転されたようです。今の時代に蒸気機関車を間近で見ることができて感激しました。ホームではD51機関車を撮影している人が大勢いました。

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帰省&旅行(14)

 今日は名古屋から中央本線に乗り、松本へ出ました。中津川からは木曽川を眼下に見ながら木曽路を辿る旅になります。名古屋~東京は東海道本線経由で帰ることが多いのですが、それではつまらないので中央本線経由にしました。中央本線は名古屋の通勤圏を外れるとすぐに山の中に入り、本線とは名ばかりのローカルムード満点の旅ができるのが魅力です。今日も途中に見えた御嶽山や木曽駒ヶ岳は真っ白な雪をかぶっていました。

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帰省&旅行(13)

 今日は西宮を出ていよいよ帰省のUターンを始めました。新大阪へ出て新幹線に乗り換えれば東京へは3時間足らずで着いてしまいます。しかしそれではおもしろくありません。ですから復路もごとごとと鈍行列車に揺られてのんびり帰ることにしました。久しぶりに冬の琵琶湖の風情を見たかったので、京都から湖西線に乗りました。京都では地面に雪は見られなくても堅田→近江今津→近江塩津と北上するとたちまち雪景色になりました。これは他の湖沼の沿岸を走る路線では見られない現象です。そして米原へ出てから関ヶ原を越えて名古屋へ出ました。岐阜の手前までは雪でも、名古屋へ来るとそれまでの雪が嘘のように消えてしまいます。よく「日本は狭い」と言われますが、麻衣まいはそうは思いません。鈍行列車に1時間程度乗っただけで天候も景色も一変する現象を目の当たりにすると、実際の距離以上の広さを実感できるからです。

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帰省&旅行(12)

 今日は家族でのんびりしていました。父はだいぶ精神的にも肉体的にも衰えたことを認めざるを得ませんでした。最近は曜日が解らなくなりつつあるそうです。日中の1時間程度は近所を散歩するのですが、それ以外は起きている時間の大部分は電気カーペットの上に寝そべってテレビを見るようになりました。聴力は一時期よりはいくぶん回復したようですが、まだまだテレビの音声は大きいのが気になります。人間誰でも日々老化が加速するのは避けて通れない問題なので、いずれは父も介護士のお世話にならざるを得ない日が来るのかと感じました。

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帰省&旅行(11)

 今日は六甲の山から神戸の夜景を楽しみました。函館とともに日本を代表する夜景の一つがこの神戸です。麻衣まいは夜景を見るのも好きなので、毎年正月に帰省したときには必ず見るようにしています。昼間の景色も海の向こうに淡路島はもちろんのこと遠く紀伊半島をも望むことができてまた格別ですが、どうしても好天に恵まれる必要があります。しかし夜景は天気に関係なく楽しむことができるのが長所です。

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帰省&旅行(10)

 今日は昔の友人に会いました。麻衣まいの中学時や高校時代の友人です。夜遅くまで盛り上がりました。一人が「東京へ帰らなくてもええんか?」と質問していました。「あと1週間はここに居候できるで~」と自慢げに返事をしたら、「そないよおけ休めるんか?」と驚いていました。
 一般社会の勤務日程をみますと、今年は曜日の配列が悪いことがわかります。12月31日が金曜日ですので、最後の週もかなりぎりぎりまで勤務し30日や31日になってようやく故郷の実家へ着いたという人がほとんどです。その一方、正月は文字通り3ヶ日のみの休みしかなく1月4日からもう仕事始めです。元日が土曜日・2日が日曜日となった結果、このように短期集中型になってしまったのです。友人もそれを知っていたからそう質問したのですが、麻衣まいの場合でみますとかえって今年の曜日配列が好結果になりました。理由は始業式が行われる1月8日が今年は土曜日になっているからです。したがって翌日の9日はもちろんのこと、第2月曜日を成人の日とした規定により10日も休みとなり、今年の始業式は11日の火曜日に延びることになります。つまりそれまでの間は生徒にとっては冬期休業になるわけで、部活動はあっても授業は行われません。もちろんこの間の平日、つまり1月4日~7日については職員には出勤義務があります。しかし年次休暇を取ってしまえば休むことができますから、慌ただしく3日にUターンする必要はなく麻衣まいものんびり過ごしています。

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帰省&旅行(9)

 今日は初売りということで繁華街へ出かけました。これも例年通りです。でも福袋は買いません。今年はリラックマグッズが入ったミスドの福袋を手に入れましたので……。あのつぶらな瞳を見ているだけで心が癒されます。
 帰りに大阪の電光掲示板を見ましたら山陰から到着する特急列車が雪のために大幅に遅れたり運休したりという運行状況でした。鳥取県内では雪のために動けなくなった特急列車を動かすべく除雪車が現場に向かったのですが、その除雪車も積雪で脱線したとのこと。そのため立ち往生した特急列車の乗客は大晦日から2日の午前1時にかけて車内に丸々24時間以上缶詰になったそうです。31日に帰省するはずの予定が車内で新年を迎えたことになります。
 今年は西日本の各地で大雪に見舞われていますね。

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帰省&旅行(8)

 今日は午前中に初詣へ行きました。これも例年通りです。毎年同じ時刻に同じ場所へ行き、絵馬つきの破魔矢を買って帰るのですが、こういうものはなかなか中止できないものだと感じます。仮に今年だけ行かなかったとしましょう。あるいは別の寺社へ初詣に行ったとしましょう。それで、もし交通事故など災難に遭ったら「やはりいつもと同じようにせぇへんかったからとちゃうか」と、初詣と結びつけて考え後悔することになるからです。
 じつは麻衣まいは95年に初詣の参詣先を変更したのです。それまでは毎年欠かさず伏見稲荷に参詣していました。しかし伏見稲荷は関西を代表する寺社だけに、参拝客の数は相当なものです。そでみんなと話し合って「なんぼ朝早うに行ってもえらい混雑やから、今年は止そう」という結論になったのです。それで95年は元日の午前中に北野天満宮へ参詣したのですが、それから16日後の1月17日午前5時46分に、あの大地震に見舞われ麻衣まいを含めた参詣者全員が被災してしまったのです。
 それ以来、麻衣まいは怖くなって、初詣は変更しないことにしました。参詣先はもちろんのこと、境内に入る日時も、投入する賽銭の金額も同じにしました。そして干支が描かれた破魔矢も買って帰ることにしました。

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