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2011年2月

「東」に関しては言葉が豊富だが……

 世界の国々は大きく西洋と東洋とに分けて語られます。このうち私たちが住んでいる日本は「東」、それも極東に属します。これに対してイスラエルやパレスチナなどは同じ「東」でも「中東」「中近東」に該当します。このように「東」に関してはいろいろな言葉があるのに、「西」に関してはなぜか何もありません。「中近東」があるのなら「中近西」があっても良さそうなものですし、「極東」があるのなら「極西」があっても良さそうなものです。それといつも思うのは、「極東」「中近東」といった言葉はどこからみて「極東」「中近東」なのでしょうか。それと同様に洋の東西はどこを基準に分けたのでしょうか。また、いつの時代にどこの国の誰がこのような分類をしたのでしょうか。

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1週間のできごと(2月20日~26日)

 20日の日曜日は職場の同僚と一緒に文学散歩に参加しました。JR中央線お茶の水の聖橋口に集合しました。最初は湯島聖堂を見学しました。湯島天神が学問の神様として知られていますが、湯島聖堂にも合格祈願の絵馬がたくさんありました。
 そこから北へ向かい、菊坂から樋口一葉の旧居跡を尋ねました。胸突き坂を上り東大の赤門から東大構内に入り、60年の安保闘争の舞台ともなった安田講堂を見学しました。その後三四郎池を半周し、無縁坂を下り上野公園へ行きました。不忍池を横目に見ながら池之端・根津神社・谷中霊園・寛永寺を経て、最後に子規庵を見学しました。ここは俳人正岡子規が晩年を過ごした場所で、建物も庭も当時と同じ状態を保っていました。文学散歩を終えた後は鴬谷近くにある豆腐料理店「笹乃雪」で打ち上げをやって盛り上がりました。
 麻衣まいが最も印象に残ったのは子規庵でした。国語の教科書では「痰一斗糸瓜の水も間に合はず」など子規の代表作が載っているわけですが、麻衣まいは実物を見ていないので情景がよくわかりませんでした。しかし子規庵の庭を見て初めて心から納得できました。そこには糸瓜が植えられており、糸瓜の実から取られた水が一升瓶に貯められていました。この水が子規の患った肺結核の治療薬だったのです。それをこの目で見て初めて「糸瓜の水も間に合はず」の意味がわかりました。やはり「百聞は一見に如かず」ですね。

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JR時刻表

 麻衣まいの愛読書の一つはJR時刻表です。昨年12月の東北新幹線の八戸~新青森の開通に伴うダイヤ改正がJR北海道とJR東日本とで行われました。来月は九州新幹線の博多~新八代の開業により、博多~鹿児島中央の全線が開通したため、JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州で大規模なダイヤ改正が行われました。その改正内容は今月25日に発売されました。麻衣まいは発売初日に購入し、どこがどう変わったのかを確認しつつ1ページずつ読んでいます。毎日少しずつ読んでも全てのページを読み終えるには2ヶ月程度かかります。

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夜も明るい小中学校

 麻衣まいの住む近くの小中学校ではグラウンドに照明が設置され、当該小中学校の在校生が下校した後の時間を利用してグラウンドや体育館といった学校教育施設をスポーツの利用に供するようになりました。そのため午後7時以降の小中学校を見ると、グラウンドでは地域の子どもたちがサッカーなどを、また体育館では剣道などをやっています。夏休みとなる期間中ではプールも一般市民に開放している学校もあります。このようなことは昭和の時代には考えられませんでしたが、ずいぶん学校の施設が有効に利用されるようになりました。

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山田線の車窓(1)

 今回は山田線です。この線は逆L字型をしています。すなわち釜石から宮古までは三陸海岸沿いに北上し、宮古からは西に向きを変えて東北山地を横断しています。車窓の風景も宮古を境に一変します。座席は右側がお勧めです。理由は釜石~宮古で海が、終着の盛岡で岩手山が見えるからです。なお、山田線の起点は盛岡ではなく釜石です(列車番号は釜石始発が奇数、盛岡始発が偶数となる)ので、車窓の風景も釜石側から紹介します。

【釜石~宮古】

 線路は盛から走る三陸鉄道南リアス線とつながっており、釜石を北に向けて出発します。釜石湾へ注ぐ甲子川を花巻線の線路と一緒に渡ります。川を渡ってまもなく山田線は登り勾配になるので、花巻線の線路を左手に見下ろす形になります。やがて花巻線は左へ離れて見えなくなります。短いトンネルをくぐり右手に海が見えると両市です。入江が複雑になっているこの地独特のリアス式海岸のため、両市から見える海も狭い漁港です。海から離れて鵜住居半島の根元を走り、鵜住居。ここを出ると根岸湾の海が見えます。そしてまた海から離れてしばらく走ります。短いトンネルをくぐると大槌に着きます。ここを出ると大槌漁港が見えます。大槌川の河口の部分を橋梁で渡ると、また半島の根元の部分を走るため海から離れます。そして吉里吉里を過ぎてみたび海が見えると浪板海岸です。
 ここからは船越湾を望めます。今までは海が見えてもつかの間でしたが、ここからはしばらく落ち着いて海を見ることができます。岩手船越を過ぎると山田湾が見え、織笠を経て陸中山田に停まります。ここからは海と離れ内陸に入ります。次の豊間根からは津軽石川の流れととに海へ下る格好になります。そして宮古湾が見えると磯鶏、左にカーブして西に向きを変えると宮古の市街地に入り、宮古に着きます。列車は盛岡へ行くものだけではなく、宮古で終着となるものや三陸鉄道北リアス線に乗り入れて久慈へ向かうものもあります。釜石からここまでが1時間20分程度です。

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保健室の先生を複数に

 学校の保健室の先生というと昔から女性の先生に決まっていました。しかし最近は男性の方も務めているという記事を目にしました。これは病院での看護は女性と決まっていた時代だったのが、男性も務めるようになったという事情にしたがったものかと思います。言葉の上でも今は「看護師」ですが昔は「看護婦」と言われました。
 さて、その養護教諭が男性になった学校では、男子生徒にとっては同性の人にしか相談できないことを気軽に相談できるようになったと好評のようです。また女子生徒にとっても同性の先生には相談できないことも話せるようになったとのこと。それはそれで歓迎すべきことですが、このことは同時に逆の結果も生じていることになります。一つは女子生徒にとって同性の先生に相談したいことができなくなることです。特に小学校高学年から始まるであろう初潮以降、生理に関する苦しみや不快感などは男性では体験できませんから悩みを共感することもできませんし、女子生徒が相談するのにも抵抗があるはずです。もうひとつは、男子生徒が同性の先生には相談したくないこともあるということです。そういうことを考えますと、男女共学の学校では養護教諭を男女一人ずつの2人体制にする必要があるのではと思いました。
 養護教諭を2人体制にする意義は他にもあります。生徒の登校する日にもかかわらず養護教諭が出張や年休などで不在のことがあるからです。学校に一人しかいない場合、養護教諭が不在というのでは、地震その他の事由で生徒の身に何かあった場合、適切な対応ができなくなる恐れがあります。これでは保護者の方から大切なお子様の命をお預かりする側としては問題だと言われても弁解できません。ですから、最低一人は保健室に常時在室する必要があるのです。ですから、共学校でなくても2人体制にするのが望ましいかと思います。
 ちなみに国語・社会など各教科の中で養護教諭の専門領域に最も近い教科は保健体育科かと思います。ですから、体育科の教諭で養護教諭の免許も所有する人が増えれば、生徒の負傷(授業中の負傷が最も多く発生しうる教科は体育)にも迅速に対応でき、現実的かと思います。

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これまでにない絵本を発見

 先日、とある書店に入りました。すると店の目立つ場所に絵本が立てかけられていました。書名はなんと『うんこ』!見た瞬間「え?」と思いましたが、表紙に描かれた絵も間違いなく黄土色のうんこでした。子どもが書くような巻きうんこに目や口が描かれています。普通、絵本のタイトルとか主人公となるキャラクターというものは、かっこ良いもの・可愛らしいもの・美しいものが選ばれるものです。『白雪姫』『桃太郎』『ウルトラマン』など、従来の絵本の主人公はみんなそうでした。それだけに、麻衣まいは『うんこ』を手にとってどんな話なのか読んでみました。
 道路を散歩途中の犬からうんこが排泄された場面から話が始まります。しばらくうんこはそこにじっとしています。するとうさぎやへびなどいろいろな動物が通りかかるのですが、うんこを見るやいなや「臭い!」と言って逃げ出してしまいます。『これでは自分はいつまで経っても嫌われ者で友達ができない』と思ったうんこは、自分と仲良くしてくれる相手を求めて移動しはじめます。ずんずん進んで畑の前を通りかかったところ、ちょうど畑を耕していたおじさんに呼び止められます。「ここにはお前の仲間がいっぱいいて、みんなおじさんの役に立っているからぜひ来てくれ」と、おじさんが言いました。うんこは喜んで畑に入ってそこで肥料になりったという結末です。
 一般にうんこは生物体の排泄物として「汚い物」と認識されていますが、大地にかえって植物の栄養となっているからちゃんと役に立っているという、素晴らしい話ではありませんか。本の帯には優良な絵本に与えられる賞を受賞したことが誇らしげに書かれてあったのですが、読んでみて納得しました。可愛いものやかっこ良いものが主人公になっている従来の絵本にはない作品だと思いました。

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都道府県と国には「長」がない

 村で最高の地位となる行政職名は言うまでもなく村長です。同様に町なら町長、区なら区長、市なら市長になります。そしてこれらは当該市区町村に居住する住民による直接選挙で選び出されます。では同じく住民の直接選挙で選出される都道府県の場合はどうかというと、身分は「長」なのに「長」という文字はつかず、「知事」という職名になっています。そして国家の最高位も「長」はつかず「首相」になるわけです。都道府県は「都長」「道長」「府長」「県長」、国は「国長」と言えばわかりやすいのに、なぜかそうは言わないのです。幕藩体制が崩壊し2府72県が誕生した明治時代からそうだったのでしょうか。

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1週間のできごと(2月13日~19日)

 13日は小田原にある歯科医院へ行ったのですが、天気が非常に良かったので途中の国府津で降りて海を見に行きました。真正面に伊豆大島もくっきりと見えて最高でした。14日からは平日ですが、16日の午後に後期選抜試験の会場設営、17日に学力検査、18日にその答案採点があった関係で、この1週間は全く授業がありませんでした。

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漢字の思い出

 みなさん、漢字の読み書きに自信がありますか?私たちは小学校の6年間で1006字、中学校の3年間で939字、あわせて義務教育期間中に1945字もの漢字を学習します。1945というのは中学校卒業時点での数ですから、大人ならその全てを正しく読み書きできるのが当たり前のはず……。
 しかしなかなかそうは断言できないものです。麻衣まいもそうでした。いいかげんな筆順で書いていたからでしょう、教育実習に行く前に大学の教授から「お前は国語の教師になろうとしているのに、母校へ行ってそんな字を書くつもりか」と言われたことがありました。教授はさらに「国語辞書の『あ』から1ページずつめくって載っている全部の漢字をチェックしてみろ」と言いました。そこで、先生の指示に従って麻衣まいは旺文社の国語辞書を買いました。なぜ旺文社かというと筆順まで掲載されているからです。そして指示通り「あ」のページから辞書をひらきました。「亜」「阿」「唖」と「あ」と読む漢字が並んでいます。その一字一字について自分が間違って覚えていないか、正しい筆順で書いていたかをチェックしました。するとぞろぞろ出てくるではありませんか。いかに自分がいい加減に覚えていたかがわかりました。
 あれから2年が経ち麻衣まいは大学を卒業し教員として高校生に国語を教える立場になりました。試験をしたら生徒の書いた漢字を採点しなければなりません。そのとき、絶対に自分は間違えていないという自信がなければ、答案の採点がいい加減なものになってしまうのは目に見えています。正しく漢字が読み書きできることがどれだけ大切なことか。あのお言葉は今も自分の教訓として生かされ続けています。きっとあのお言葉がなかったら今の自分はなかったことでしょう。麻衣まいを指導してくださった教授には本当に感謝しています。 

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プロ野球オープン戦

 いよいよプロ野球のオープン戦が始まりました。今季から公式戦において飛ばないボールを使用することになりました。これが昨季との大きな違いです。飛ばないボールを使用するわけですから、普通に考えると攻撃面において条件が不利になると考えられます。具体的には打点・打率・ホームラン数を含む安打数の全てが減少し、ロースコアの試合が増えることになります。一方、投手の被安打数・被弾数・防御率が低下することが予想されます。これがペナントの優勝争いにどう影響するのか注目したいと思います。

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釜石線の車窓

【花巻~遠野】

 東北本線の花巻から青森方向へ向けて発車します。ここは高台になっていて、発車後まもなく花巻の市街地を下に見下ろすこととができます。まっすぐに北へ線路が延びている東北本線に対して釜石線はまもなく右に大きくカーブし勾配を下り、さきほど見た市街地の中へ入っていきます。そして国道4号線を越えると似内です。似内を出ても列車は住宅地の中を進みますが、北上川を渡ると車窓は穀倉地帯に一変します。そんな中、忽然と東北新幹線の橋脚が現れます。それが真上に迫り十字に交差したところが新花巻です。山間ののどかな田園を小山田・土沢と進むと、右側から北上川の支流である猿ヶ石川が現れます。晴山・岩根橋と停まりながら東へ進むうちに川は細く渓流になっていきます。それが右手に去ると宮守です。山の中をひたすら走って柏木平に着くと再び右手から猿ヶ石川が現れ、鱒沢・荒谷前と停車します。岩手二日町からは視界が少し開けてきて遠野盆地に入ります。そして綾織を経て遠野に到着します。柳田国男『遠野物語』で知られる民話のふるさとです。遠野は沿線の各駅では最多の利用者を数えるため、かなりの乗客がここで下車します。ここまでが1時間で旅の前半といえます。

【遠野~釜石】

 遠野を出るといよいよ本格的な山地に入ります。細い川を何本も渡りながら、青笹・岩手上郷に停まり、車窓に山が迫ると平倉です。ここからは人家も全くなくなります。次の足ヶ瀬から峠越えにかかり、列車はトンネルに入ります。それを抜けたところが上有住です。周りは山の中で何もありません。上有住を発車すると一瞬左側に仙人峠の絶景が見られます。しかしすぐに長いトンネルに入ってしまいます。これを抜けると左にカーブし、トンネルの合間には次の陸中大橋駅を右側の眼下に見下ろすことができます。ヘアピン状に右へ回り込んで谷間に下りると陸中大橋です。甲子川を左側に見ながらさらに勾配を下ります。次の洞泉からは甲子川を渡るので川は右手に見えるようになります。松倉を経て小佐野からは釜石の市街地になっており住宅や企業の建物も急に増えてきます。そして左手から山田線の線路が上から下りて来て合流すると終着の釜石です。遠野からここまでは1時間、始発の花巻からなら2時間強といったところです。

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オーディオファンの悩み

 今日は麻衣まいが日頃から悩ましく思っている事柄についてお話します。それは自分の部屋のオーディオ機器から発している音が近隣のお住まいにどの程度聞こえているのかを知ることができないという悩みです。麻衣まいはオーディオファンなので、スピーカーにもアンプにもそれなりのこだわりを持って商品を購入しています。そして購入後も絶えずより良い音を出すために日々試行錯誤をしています。オーディオファンなら誰でもすることですが、スピーカーの置き台を代えてみたり、アンプの上に錘を置いたりするわけです。そして、その効果を検証するために音楽をかなり盛大に鳴らしています。特に交響曲はさまざまな楽器の音色を聴ける点、最強音と最弱音の差が大きい点で、音を検証する素材としては他のジャンルの音楽よりも適しています。しかし、麻衣まいの家はマンションであることが問題です。山の中の一戸建てなら耳の耐えられる限度までボリュームを上げることができますが、共同住宅でこれをやると直ちにクレームが出ます。もちろん建物にフローリングが施されてはいますが、ある程度以上の音を出せば階上・階下にお住まいの方に迷惑な音量となるだろうことは目に見えています。
 しかし、問題はそれがどの程度のボリュームなのか、逆に言うと音量を上げることができる上限を知ることができないという事実です。自宅で鳴らしっぱなしにしたまま階上・階下の家におじゃましてどの程度聞こえているかを調べることができれば理想的ですが、まさか深夜にそれをやるわけにもいきません。『常識的にこの程度なら聞こえてへんやろ』と見当をつけるしかないのですが、実際に響き方を検証したわけではないので、その推量もきわめて主観的なものになってしまいます。かといって、楽曲のピアニッシモでは音量を上げ、フォルテの箇所にさしかかったら音量を下げて聴くのでは興ざめです。 

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時計へのこだわり

 部屋の壁にに掛ける普通の時計もあれば腕時計もありますが、麻衣まいは時計にはかなりこだわっています。具体的に言うと次の条件を満たした商品を買います。
 1.アナログ
 2.文字盤が黒ないしそれに近い色
 3.文字が金・銀・白のいずれか
 4.電波時計
 5.腕時計の場合は日付と曜日も表示されること
それぞれの理由は次の通りです。
 まず、アナログにこだわる理由は、文字盤を見た瞬間に時刻がわかるからです。デジタルの場合は数字を読まなければなりません。
 文字盤については市場に出回っている時計の大半が白になっており、それではいかにも平凡な感じがするからです。せめて時計の文字盤ぐらいは他人があまり持っていない色でありたいと思います。文字の色も同様です。文字盤が白い時計だと文字は自動的に黒になりがちです。そういう時計と文字盤が黒で文字が金色の物とを比べると後者の方が高級感が出ます。
 電波時計にこだわる理由は時刻が正確に刻まれるからです。もちろん電波をきちんと受信できる環境にあることが前提ですが。麻衣まいは教員という職業上、職場では分刻みで行動していますので、時刻が30秒でもずれているだけで業務に大きく影響します。そこでどうしても電波時計が必要になるのです。
 最後に腕時計に表示される情報についてですが、市場に出回っているアナログ式腕時計の大半はせいぜい日付しか表示されません。しかし麻衣まいは職業上、今日が何日かということ以上に何曜日かという情報の方が重要になってくるので、どうしても曜日も表示される商品を必要としています。
 

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泳げないことが金槌になる理由

 全く泳げないことをよく「金槌」という言葉で表現します。「うち、金槌やから海もプールも行きたないわ」という具合に使われるわけですが、なぜ「金槌」という語で表現されるようになったのでしょうか。「そんなん当たり前や!金槌は水に浮かないからやないかい」と一蹴する前に、よく考えて下さい。水に浮かない物は金槌だけではありません。ドライバー・ペンチ・鉋・包丁・釘・ピンセット・鋏など、水に浮かない物は金槌の他にもいくらでもあるのです。だから、「私、じつは金槌なんです」と言わなくても「私、じつはピンセットなんです」と言っても良さそうなものです。
 それを敢えて「金槌」という言葉で表現するということは、水中での沈み方に理由があるのではないかと推察されます。ちなみに、金槌を水槽の中に入れると、頭の部分、すなわち釘を打ちつける「槌」の部分が柄の部分よりも真っ先に沈み、最終的には頭から水槽の底にぶつかります。ということは人間も胴体や四肢よりも頭部から前のめりになる形で水没し逆さまの状態で水中を下に移動し頭から底にぶつかるという沈み方をするのでしょうか。

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1週間のできごと(2月6日~12日)

 今週は火曜日が1日空いていたので、東京へ行きました。例によって神保町の古書街にも行きまして、日本古典文学全集の『夜半の寝覚め』を200円で購入しました。これで残るのは『堤中納言物語』と『落窪物語』ですが、残念ながら今回は見つかりませんでした。次回訪れたときに血眼になって探してみようと思います。
 お昼に新宿で天下一品のラーメンを賞味した後、午後は六本木に行きました。昨年12月に神田の三省堂書店前でデモンストレーションをやっていたオーディオメーカーの試聴ルームが六本木にあると伺ったからです。三省堂書店前の路上で聴いたときも素晴らしいとは思いましたが、やはりオーディオ機器は室内で聴いてみないことには本当の音はわかりません。そこで麻衣まいは近いうちに試聴ルームへ行くつもりでいたのです。今回は特に事前に予約の連絡も取らずに訪問してみたのですが、こんな失礼な客にもかかわらずとても丁重にもてなしていただき感激しました。約1時間ほどいくつものジャンルのCDを試聴させていただきましたが、やはりどれをとっても素晴らしい音質だという私の評価が揺らぐことはなかったので、麻衣まいはその場で購入しました。アンプとスピーカー(左右のサテライトスピーカーとサブウーファー)の4点セットで27万900円。「高い!」と思う人もいるかもしれませんが、これから10年、15年と素晴らしい音で音楽を楽しむことができるのですから、年額に換算すれば安いものです。

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100円のリコーダー

 小学校のときに誰もが使ったことのある楽器にリコーダーというものがあります。普通に楽器店に行って購入すると2000円前後するものですが、最近はこれが百円ショップでも売られているのです。もちろん税込105円です。いくらピンからきりまであるとはいえ、100円というのは安すぎす。しかし大阪の小学校に勤める教員の話では「100円ショップでリコーダーを買ってくる子どもがいるが、音が狂って合わない」とのこと。やはり音が微妙にずれてしまいまともに演奏できる代物ではないようです。その話を聞いたとき、どんな音が出るものなのか買って吹いてみようかなと思いました。

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八百長相撲の有無

 「私、今度の期末試験、ガチで試験勉強したよ」
テストの当日になると生徒のそんな声が教室に飛び交います。中には授業を担当している教員に直接言って、自分が頑張ったことをアピールする生徒もいます。この冒頭の一文にある「ガチ」という言葉は「全力」という意味です。これは「がちんこ」という言葉の略で、角界で使われている言葉です。
 問題はなぜこういう言葉が存在しているのかにあります。スポーツマンとしてフェアな精神に則り、全ての力士が地位や星勘定に関係なく一番一番を全力で戦っているのなら、言いかえれば全取り組みが「がちんこ相撲」であるならば、この言葉が存在する必要ないはずです。それが存在するということは、つまり「がちんこ」ではない相撲が存在するからなのです。両者を区別するため、角界には「がちんこ」の対義語として「注射」という隠語まであります。これがすなわち八百長相撲を意味する言葉です。
 言葉というのはある事物を意味する必要性が生じたときに誕生します。選挙制度がなかった江戸時代までは「選挙公約」という言葉はありませんでした。パソコンのなかった時代に「クリック」という言葉はありませんでした。言葉が存在する必要がなかったからです。ところが、八百長を意味する「注射」という語は昭和の時代からずっと存在していました。つまりその時代から八百長相撲はあったということになります。
 ちなみに角界には次の言葉もあります。
☆受け……………注射を依頼された側のこと
☆転ぶ……………注射を依頼された側がわざと負けること。
☆あごかます……注射相撲を拒否すること。
☆注射が太い……その場所中に約束した注射相撲が多いこと
☆物言いがない…八百長と見破られる余地がないほど真実味がある相撲のこと。
これだけあったら「過去の相撲に八百長はない」と豪語できないのではないでしょうか。

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北上線の車窓

 今回は北上線を紹介します。東北山地を東西に、具体的には岩手県側の東北本線と秋田県を走る奥羽本線とを結んでいます。和賀川の刻む渓流とその先に広がる錦秋湖が車窓のハイライトで、進行方向右側の座席を確保することをお勧めします。利用する時刻は真昼が良いでしょう。既に紹介した只見線と同様で、夏に乗れば緑濃き車窓を、冬は墨絵のようなモノトーンの車窓を、そして秋に乗れば見事な紅葉を楽しむことができます。

【北上~ほっとゆだ】

 起点は東北本線の北上で、列車は青森方面に向けて発車します。しかしすぐに左に大きくカーブし北から西へ向きを変えます。そして柳原に着きます。東北自動車道の橋脚をくぐると江釣子です。ここから藤根・立川目と、しばし平坦な田園地帯が続きます。しかしそれも横川目で終わり、左右から山が迫り上り坂が始まります。北上川の支流である和賀川を渡ると渓谷に沿って登る感じになり、岩沢に着きます。列車は引き続き渓流に沿って進みます。左側に仙人山が見えるようになると和賀仙人です。ここを出ると列車は大きくS字カーブをした後にトンネルを2つくぐります。そして抜けたところで今まで細々としていた和賀川が湖になっているのに驚かされます。これが錦秋湖で名前の通り秋の紅葉の美しさがそのまま愛称となったもので、正しくは湯田ダムと呼ばれています。トンネルや雪覆いの構築物の合間になみなみとたたえる湖面を見ながら、ゆだ錦秋湖に着きます。その湖面が再び峡谷に戻るとほっとゆだに着きます。名前の通り、駅に温泉があります。途中下車して湯に浸かるのも一興です。

【ほっとゆだ~横手】

 発車して間もなく峡谷が右側に去って見えなります。しばらく進むとゆだ高原に着きます。標高は273mで、ここが北上線で最も高い駅になります。この先で分水嶺を越え、同時に岩手県から秋田県に入ります。そして黒沢に着きます。ここを出るとその駅名と同じ黒沢川が現れます。川が蛇行しているので列車は10回以上も渡ります。川は列車の進行方向に向かって流れているので線路も当然下り坂になります。ぐんぐん下って小松川に着きます。松川を渡って大きく左にカーブすると平石です。次の相野々を出ると右にカーブし再び西へ進みます。立川目を出て以来久しぶりに山の中から平野に出て、矢美津。車窓に住宅が増えて市街地の中を進んで左手から奥羽本線の線路が見えてくると終点の横手です。北上からここまで1時間10分程度の旅です。

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インフルエンザが急増

 既に報道されていますのでご存じの方も多いとは思いますが、今月に入ってからインフルエンザの患者数が増えた都道府県が多くなりました。ノロウイルスと同様にインフルエンザもこれといった前触れもなく突然高い熱が出ますので、出先で発病すると厄介です。まあ激しい胃腸症状がないのでノロウイルスよりはましですが、インフルエンザもウイルスによってさまざまな症状が出ます。麻衣まいも過去には一晩中筋肉痛で寝られなかったこともありましたし、歯痛に苦しめられたこともありました。インフルエンザで歯が痛くなることなどあるのかと思わず疑いたくなりますが、稀ではあるもののウイルスによってはあり得るとのこと。みなさんも予防はもちろんのこと、発病した場合の症状の出方には気をつけて下さいね。

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リラックマで癒されています

 卒業生からリラックマの筆入れをいただきました。先頭部分がリラックマの顔になっており、背中の部分にチャックがあってシャープペンや消しゴムを入れることができるようになっています。クマのプーサンもそうですが、リラックマはそれ以上につぶらな瞳で愛らしく感じます。それにしても、本来クマという動物は人の命を脅かすこともあるほどの凶暴な生物です。にもかかわらず制作者がああいうキャラクターにして売り出した途端に愛らしい存在になってしまうのにはいつも驚かされます。もっとも愛らしくしないとキャラクターとしての価値は出ませんが……。阪神タイガースのマスコットでもあるトラッキーも元の動物は虎ですし、ミスタードーナツのポンデライオンもライオンです。虎もライオンも野生では肉食動物の頂点に君臨する存在です。しかしマスコットはどれも可愛らしい表情をしています。子どもが欲しかるのは当然でしょうが、大人の方も癒されるのではないでしょうか。じつは麻衣まいもあのつぶらな瞳でいつも心を癒されています。

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銭はなくなったのに「銭湯」

 入湯者から料金を徴収して利用させる公共浴場のことを銭湯といいます。言うまでもなく「銭」が「料金」、すなわち有料であることを意味しています。しかしお金を支払って利用するものは「有料チャンネル」「高速道路」など他にも多々あります。しかし「銭」を冠するのは「銭湯」だけなのです。しかも「銭」は1円の1/100に相当する金額を表す貨幣の単位であり、今ではもう通貨として使われていません。そんな漢字が今もなお「銭湯」という熟語に限って使われているわけです。いかに銭湯の歴史が長いかを感じさせてくれる熟語です。

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1週間のできごと(1月31日~2月5日)

 今週から3年生の授業がなくなり、週わずか2時間の授業と90分の補習だけになってしまいました。身体が休まるのはありがたいのですが、なんだか休み癖がつきそうで、4月に入ってからつらい思いをするのではないかと心配です。そういえば昨年も週16時間の授業のうち4時間だけが2年生であとはすべて3年生を受け持ったので、2月に入ってから授業時間数が急減しました。2月に入ってから空き時間が増えたので、この1週間は国語課準備室の棚に保管されている小倉百人一首の整理をしたり(100枚の取り札が全て揃っているか否かを確認する)、学年末試験の問題を作成したりしました。

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昔のゲーム

 麻衣まいは昔からゲーム好きでしたので、ゲームソフトもそれなりにあります。パソコンが世に出てからは特に鉄道の運転シミュレーションゲームにはまりました。OSのWindowsは95から98、そしてMeを経てXPでNT系統と統合され、さらにVistaを経て7がに至っています。近いうちに7の後継としてWindows8が登場するとも噂されています。そんな時代ですが、麻衣まいの本棚にはいまだに動作環境がWindows95と書かれたゲームソフトがあります。音楽館から発売された京浜急行や阪神電鉄、JR山手線の運転シミュレーションソフトなどですが、これらは今のOSでも楽しめるのでしょうか。せっかく買ったのにOSが進化したために楽しめなくなるのでは残念ですね。

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春季キャンプ

 プロ野球の春季キャンプがいよいよ始まりました。麻衣まいの応援する阪神タイガースのキャンプも始まっています。そしてその後にはオープン戦が控えています。いつも思うのはここで怪我をしないで欲しいということです。在籍する全ての選手が心身とも万全の状態で開幕を迎えられることを願ってやみません。

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大船渡線の車窓(2)

【気仙沼~盛】

 気仙沼を出ると気仙沼漁港とその向こうの海面が見えますが、すぐに左カーブして海から離れてしまいます。次の鹿折唐桑から列車は深い山の中に入ります。左側の車窓に笹長根山・不動山・八森平山などを見ながら上鹿折から山越えに挑みます。飯森峠のトンネルをくぐると列車は宮城県から岩手県に入ります。勾配を下って陸前矢作を過ぎ、気仙川を渡って竹駒に着きます。ここからは久しぶりに田園を見ることができます。やがて陸前高田に停まりますが、ここを過ぎると右手に高田松原を望むことができます。そして防潮堤とともに海が迫り、小友に着きます。ここから左に大きくカーブし列車は北に向きを変えます。細浦を過ぎると大船渡湾が右窓に見えて終着駅の近いことを知らせてくれます。この大船渡湾は細長く伸びていて、全国的にみて珍しい地形の湾です。海を見ながら列車は下船渡・大船渡と停まります。しかし大船渡を過ぎると海から離れ、車窓の景色は小野田セメントの煙突と工場群へと一変します。そして終着駅の盛に着きます。気仙沼から盛まで1時間程度、一ノ関から2時間30分です。

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牛乳と長身の関係は?

 体重をコントロールすることは決して容易ではありませんが、それでもある程度は可能かと思います。だからダイエットによって各人の目標とする体重に落とすこともできるわけで、そのための方法もさまざまなものが巷間伝わっています。これに対して人為的に制御することが全くできないのが身長です。高いことに悩む人も少なくありませんが、既に伸びてしまった身長を縮めることは絶望的です。また、逆も難しいでしょう。成長期を過ぎてしまった年齢になってしまうと、もうそれ以上は決して伸びないと思います。しかしネットの掲示板に載っている身長に関する相談を読むと、身長が低いという悩みに対して牛乳を飲むことが解決策として提案されているのを散見します。しかしなぜ牛乳なのでしょうか。 

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山は登るも良し、見るのも良し

 先週のことですが、麻衣まいはたまたま一日あいていた平日に北関東のローカル線を探訪してみました。まずは上野から常磐線に乗って茨城県都の水戸をめざしました。水戸のやや手前にある友部で降り、水戸線に乗り換えました。列車は10時49分に友部を出発しました。福原あたりから筑波山を見ながら栃木県に入り、下館・結城を経て1時間余りで小山に。ここで乗り換え予定の列車は12時26分発でした。30分ほど間があったので、ホームで営業している立ち食いうどんをすすって昼食の時間にしました。そして両毛線に。栃木・佐野・足利と主要駅ごとに乗客が入れ替わりましたが、ほどよく座席が埋まる程度の乗車率を維持したまま列車は栃木県から群馬県に進みました。桐生を過ぎてからはいよいよこの路線のハイライトともいうべき景色が右側の窓いっぱいに広がります。まず目の前は赤城山です。長く伸びる山裾がじつに美しく感動的です。そしてその左に榛名山、2つの山の奥には雪をかぶって真っ白に光る谷川岳も見ることができました。伊勢崎・前橋と進んでも山並みはずっと見え続けています。そして終着の高崎に14時15分に到着。湘南新宿ラインの特別快速で高崎をあとにしたのですが、その途中ではこの間しなの鉄道線の車窓から見た浅間山の雄姿も再び見ることができました。
 山は登るためにあるとよく言われます。確かに山頂から眼下に展開する景色に感動するのは言うまでもありません。しかし、こうして列車の窓から刻々と姿を変えながら見え隠れする山並みを見るのもまた格別です。

 この日は何もかもついていました。奇しくも1日だけあいていた休みだったので、特に現地の天候を調べもせずに行ってみたのですが、朝から日没まで雲らしい雲もなくどの山もくっきりと望むことができました。列車の乗り継ぎについても今回は特に調べもせず全くの行き当たりばったりで上野からふらっと乗りこみました。まあ9時前に上野を出れば水戸線→両毛線→高崎線と乗っても明るいうちに東京に戻れるかなという程度の読みで訪れてみたのですが、友部では6分、高崎ではなんとわずか2分の待ち時間で乗り継ぐことができました。景色が素晴らしかっただけでなく、吹きっさらしのホームで待たされることもなく、車内もすいていてどの列車も好きな席に座ることができて最高でした。

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