趣味・嗜好

厚い雨雲が……。

 きのうは932年ぶりとかいう金環日食で日本中がその話題でもちきりでしたね。麻衣まいも6時過ぎには起きていたのですが、うちの家の上空は厚い雨雲が垂れこれていてしかも雨までしっかり降っていました。ですから、日食の「に」の字もなく終わり……。まあ見られなかったからといって死ぬというものてもないから別に良いのですが、きれいに見ることができた人がいたのでちょっぴり恨めしいです。日食観測用のグラスは買わなかったけれど、やっぱり見たかったなぁ……。

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【本日の阪神】    (阪神)0-6(オリックス)/17勝20敗5分

 先発はメッセンジャーでした。前半5回は無得点に抑えました。しかし6回、先頭のバルディリスにヒットを打たれ、李と後藤に四球を与え満塁にしてしまい、川端の一発で4失点です。7回には鶴に代わりましたが李に一発が出てダメ押しとなる2点が追加されてしまいました。打線はオリックスのエース金子の前に散発の4安打に抑えられ、完投で完封されてしまいました。
 いまだに交流戦で勝ちが全くない阪神ですが、なぜここまで低迷しているのか理解に苦しみます。故障者が続出で主力が何人も登録抹消されているのなら納得できるのです。しかし、今の阪神は故障といっても城島ぐらいです。したがってその他はベストメンバーで戦っているわけです。それでこの成績しか出せないわけですから、今季これからどうなってしまうのでしょうか。かつて横浜ベイスターズが100敗に迫る94敗でシーズンを終えたことがありましたが、このままいくとそれ以上になる恐れがあります。仮に交流戦を全敗すれば17勝39敗5分となり、負け数が勝ち数の2倍を上回り借金は22。数字を見ただけでもぞっとします。本当にこんな結果なってしまったらシーズン途中でも首脳陣の解任劇も起こるかもしれません。

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バラが咲きました

 5月13日は母の日てすが、ちょうどその日に合わせたかのように我が家のバラがきれいに咲きました。昨春に発生した東京電力福島第一原子力発電所で炉心溶融によってこの1年間は放射能による土壌汚染が拡散しました。麻衣まいにとっても初めての体験なので『果たして今年は咲くのだろうか?』と心配していましたが、ちゃんと咲いてくれました。順調に経過すれば、1番花の1ヶ月後から2番花が咲くのでこれからも楽しみにしています。

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【本日の阪神】      移動日につき試合なし

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金環日食

 今月の21日の朝6時~9時にかけて、関東から九州までの広い範囲で金環日食が起こります。部分日食はときどき生じますが、金環日食は地域と時間が限定されるため、日本で観測できる機会も20~30年に1度しかありません。金環日食が生じると月が地球の手前を横切ることによって太陽がドーナツ状に見え、周囲が夕方のように暗くなるといわれています。太陽が次第に欠けていく様子を観察する際に肉眼で見続けるのは目にとって危険なので、これを観察するための「日食めがね」なるものが雑貨店やコンビニで発売されています。まるで、これさえあれば必ず見ることができるかのような宣伝なのですが、よく考えてみるとそもそも当日の天候が晴れていなければ日食も何もありません。当日は月曜日で、登校時間を繰り下げる学校や児童・生徒に日食を観察するよう指導している学校もあるのですが、朝から厚い雨雲が垂れ込めている場合はただ周囲が暗くなるだけです。晴れるかどうかもわからないのに500円も出して日食めがねを買うほどのことでもないかなと思いました。サングラスを持っていれば充分ではないでしょうか。

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【本日の阪神】     (阪神)8-6(広島)/14勝14敗5分

 先発は久保でした。2回に久保はニックと堂林にそれぞれソロを打たれ2点を献上してしまいました。しかし3回には藤井の内野安打、久保の犠打、平野の適時打で1点を返します。その後もマートンがヒット、金本が四球で満塁となったところで新井の適時打で2人を生還させ一気に逆転しました。4回、久保は先頭のニックにまたもや一発を浴び同点にされてしまいました。続く5回には丸に四球を与えました。次がニックだったのでここでベンチは久保から渡邊に代えたのですが、それでもニックに一発を浴びて2点を先制されてしまいました。しかし6回に阪神は2死走者なしからブラゼルが2塁打、浅井の3塁打でブラゼルが生還、藤井もヒットで続いて浅井も生還、新井(良)・鳥谷が四球で満塁、平野も四球を選んで押し出しとなる1点を取りました。これで再び逆転しました。7回、阪神ベンチはここのところ絶好調である筒井をマウンドへ送りました。しかし東出・ニックにヒットを打たれ、廣瀬には四球を与えて満塁にしてしまいました。ここで2塁への牽制球が悪送球となりボールがセンターへ転がる間に東出に生還されてしまい同点となってしまいました。しかし、8回に阪神は藤井のヒットと鳥谷の一発で2点リードし最後は榎田・藤川で逃げ切りました。
 今日は久々に野球らしく打ちあいのゲーム展開になりました。広島が点を取ったイニングは2回・4回・5回・7回と4度あったのですが、4回以外はその直後の攻撃で阪神が反撃し、試合の流れを広島に渡しませんでした。これが勝因ではないでしょうか。終わってみれば11安打8得点で、今まで得点できてもせいぜい2点という適時打欠乏症が嘘のような試合になりました。

 

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つつじまつり

 2日前のことですが、麻衣まいは「つつじまつり」を見に行きました。これは神奈川県愛川町半原にあるあいかわ公園で毎年行われているもので、今年はあいかわ公園開園10周年記念事業の一つとして盛大に行われました。好天に恵まれたこともあって、会場内にはたくさんの観光客がいました。園内には何百種類ものつつじが植えられており、色とりどりに咲いていました。バラも良いですが、つつじもきれいですね。ついでに宮ヶ瀬ダムの湖も見てから帰りました。

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【本日の阪神】     (阪神)0-1(中日)/12勝11敗4分

 先発は久保でした。一方の中日は山井です。3回・5回・6回と阪神は得点圏に走者を進めることができましたが、適時打が出ず無得点に抑えられてしまいました。久保もこの間ずっと無失点で好投しました。しかし、8回は1死から谷繁に2塁打、続いて堂上(直)のヒットで1・3塁となりました。ここで堂上(剛)の打球がピッチャーゴロとなったのですが併殺が取れ画谷繁が生還してしまいました。9回は岩瀬の前に三者凡退し、あっけなく終わってしまいました。
 これで引き分けを挟んで3連敗、貯金もついに1まで減ってしまいました。この4試合の総失点数は9点、そのうちの7点は4月28日の巨人戦ですので、それを除いた3試合では2点しか失っていないことになります。問題は打撃でこの4試合で2点という貧打です。野球は打ってなんぼのスポーツですから、投手がいくら好投しても打てなければ報われません。今月下旬からは交流戦も始まりますので、なんとか立て直して貯金を増やしたいものです。

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観戦後に全額返金できるチケット

 中畑新監督になってなにかと話題の多い横浜DeNAベイスターズですが、『全額返金!?アツいぜ!チケット』という前代未満の新企画に驚いています。今季のゴールデンウィークのうち5月1日~6日に行われる6試合について、内野指定A席(4000円)を購入した観客にその試合内容を評価してもらい、アツくなった度合いによってチケット代金の返金を受けられるシステムとなっています。ベイスターズが敗れた場合は全額返金、勝った試合でもその満足度によって最大で半額まで返金を受けることができます。
 なんともすごい企画です。球団の営業サイドとしてはまさに赤字覚悟の企画だからです。6試合とはいえすべて勝つとは限りませんし、散々な試合内容で敗れたらこのチケットを購入した観客のみんなが全額返金を求めることもあり得るわけですから。たとえ1点差でも勝ったら観客が不満に思うことはないでしょうから、勝ち試合は返金なしというルールでも良いのではと思いました。

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【本日の阪神】      (広島)1-0(阪神)/10勝8敗3分

 先発はメッセンジャーでした。8回に1死走者なしから堂林の一発で1点を失ったのみでした。9回は筒井が無得点に締めたので投手陣は文句なしの投球を見せてくれたのですが、打線が沈黙し無得点だったゆえ1失点で敗戦投手という残酷な結果になってしまいました。
 今日の広島の先発は前田でしたが、全く走者を出すことができなかった試合ではありませんでした。むしろチャンスはずいぶんあったのです。3回は大和の死球と犠打で1死2塁、5回はブラゼルが四球、大和の打球が敵失となって1死1・2塁、7回は先頭の新井が2塁打で出塁して盛り上がったのですが後続が凡退。このように好機を逸するうちに堂林がプロ入り初となるホームランで試合を決められてしまいました。投手陣が最少失点で粘り強く投げていただけに、こういう負け方は悔しいです。投打が噛み合わないというのはまさにこういう試合だと痛感しました。

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何で癒されていますか?

 麻衣まいはリラックマとコリラックマです。あのつぶらな瞳がなんとも言えないですね。ぬいぐるみはもちろんのこと、定期券入れ、クリアファイル、消しゴム、筆入れ、小物入れ、シール、携帯スタンドまで、すべてリラックマとコリラックマです。

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【本日の阪神】      (ヤクルト)0-4(阪神)/8勝4敗3分

 先発はメッセンジャーでした。初回に1死13塁、3回にも2死2塁のチャンスを作ったのですが、後続なく得点は入りませんでした。そんな重苦しいムードを打ち破ったのが4回でした。先頭の新井がヒットで出塁すると次のブラゼルが豪快に一発で2点を先制しました。7回には平野がヒット、柴田の犠打、鳥谷が四球、新井がサードゴロでしたが敵失で出塁し、1死満塁のチャンスを作りました。ブラゼルは三振でしたが、マートンの適時打で平野・鳥谷が生還し貴重な追加点が入りました。メッセンジャーはヤクルト打線をわずか4安打に抑え、9回を投げきりました。
 今日はメッセンジャーの好投に尽きますね。全く危なげなく、安心して観戦することができました。来日初の完封完投勝利、おめでとうございます。得点もブラゼルとマートンだけでしたから、今日は助っ人デーともいえる試合になりました。

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TITANICの完全版を見たい

 麻衣まいが最も気に入っている映画はジェームスキャメロン監督のTITANICです。身分も境遇も異なる男女が船内で偶然にも出会って恋に落ちるというストーリーは全くのフィクションですが、船が氷山に衝突して沈没したのは歴史的事実であり、それを忠実に再現した特撮技術とパニックに陥った人々の言動と表情がリアルに描かれているところが素晴らしいと思います。この作品は97年に封切りされましたが、それは劇場版といわれる映像です。劇場版はストーリーの本質に深く関わらないとキャメロン監督が判断したシーンをカットしたものです。カットしたシーンは全部で45分にも及びますので、完全版の映像で上映されるとかなり長い作品になります。史実ではTITANICの沈没は1912年4月15日でしたから、明後日でちょうど100年になります。今度は97年に上映された劇場版よりも45分長い完全版での映像で上映されたものをぜひ見たいと思います。

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【本日の阪神】     (阪神)10-2(広島)/5勝2敗2分

  先発はメッセンジャーでした。初回にヒットと四球で平野・鳥谷・新井が出塁、ブラゼルの適時打で2点を先制しました。3回にもヒットと四球で新井・ブラゼル・マートンが出塁、金本・小宮山・メッセンジャーの3者連続適時打で3点、その後2死満塁となってから鳥谷の適時打でさらに1点を追加しました。メッセンジャーは4回に倉の適時打で2点を失いましたが、阪神は後半になっても攻撃の手を緩めませんでした。6回はヒットと四球で柴田・鳥谷が四球で出塁した後に新井の適時打で2点、8回にはヒットで出塁した柴田を1塁に置いて鳥谷が一発。これで10点目が入り、阪神のワンサイドゲームとなりました。
 ただ、今日の勝利は素直には喜べません。というのは、捕手の藤井が2回に送りバントを試みた際に顔面に死球を受けて担架で運ばれたからです。藤井が長期に亘って戦線離脱とい事態にでもなると、まだ城島が捕手を務められる状態に回復していないだけに、今後の試合を戦う上で非常に厳しいものがあります。今は藤井の負傷が大事に至らないことを祈るばかりです。

 

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スピーカーの置き場所

 一昨日、麻衣まいは8日に届いた新しいスピーカーの設置をしました。昨年末に神保町の書店街で国文学関係の書物を購入した際に偶然に出会ったKOIのスピーカーです。(詳細は10年12月14日の記事に記載)その後六本木の試聴ルームへ行って室内での音を確かめて購入しました。
 さて、スピーカーを部屋のどこに置くか?いわゆるミニコンポやシステムコンポといわれるものも含めれば大多数の人がステレオのスピーカーを所有していると思いますが、スピーカーは部屋のどこかに置けば良いというものではありません。スピーカーの持てる性能を最大限に発揮させるためにも、そして聴感上も不自然にならないようにするためにも、正しい場所に設置しなければ「良い音だ」という感想にはならないでしょう。これまでのオーディオ専門誌において評論家が提唱していたいわゆる「常識」とでも言うべきスピーカーの置き方は次の7つの条件を満たすものとされています。
 1.耳の高さにくるよう床面から距離をとる。
 2.上記1に際して、スピーカーを堅固な台の上に乗せる。
 3.上記2の際にスピーカーが少しもぐらつかないようにする。
 4.スピーカーの背面及び側面から壁までの距離を左右とも等しくする。
 5.スピーカーの前に物を置かない。
 6.スピーカーの天地左右に出っ張りとなる部分を作らない。
 7.バスレフの場合はダクトを塞がない。
 そのうえで、実際に音楽を聴く際のリスニングポジションを確保する必要があります。これもオーディオ専門雑誌各誌で「ベストポジション」とされている位置は「左右のスピーカーを結んだ線文を底辺とする二等辺三角形の頂点」と言われています。その1ヶ所に限られ、そこから左右上下少しでもずれるとステレオとしての定位が損なわれます。

 ところがKOIのスピーカーTigerは手のひらにものるほど小さなサイズです。音の波長よりスピーカーの直径が小さいので360度まんべんなく伝送することができ、室内のどこにいてもステレオの定位を損ねることがないということを謳い文句にしています。このことはスピーカーの置き場所を選ばないということを意味します。一応、左右のサテライトスピーカーは耳の高さに、サブウーファーは部屋のコーナーに置くと良いとは書かれていたので麻衣まいもそのように置いてはみましたが、上記の「常識」のうち4~6は守ることができませんでした。2にしても今まで使用していたスピーカーの上に置いています。

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六本木の試聴ルームを再訪

 2月13日の記事にも書きましたが、先月8日に麻衣まいは東京の六本木にある試聴ルームを訪れて試聴させていただいた後にアンプとスピーカーのセットをその場で購入しました。あれから1か月近くが経ちましたが、じつはまだ麻衣まいは自宅でその音を聴いていません。というのは、アンプとスピーカーをセッティングするために必要な部屋の改装ができる状態ではなかったからです。目下勤務先の高校では学年末試験に向けての授業その他の業務で毎日の帰宅時刻が21時前後という状態で、家の仕事をする時間もありません。そこで、商品を確保していただくべく(発送してほしい時になって品切れになっている恐れもあるため)決済だけは先に済ませて商品の発送を猶予していただくことにしました。
 そして、ようやく部屋の改装をする日を今月6日に確保しました。そこで5日に届くように送っていただく旨をお伝えすることにしました。その連絡だけならメールでも電話でも良かったのですが、麻衣まいは直接会ってお話もしたかったので今日再び六本木の試聴ルームを訪れました。スタッフの方々は私のこともちゃんと覚えていらっしゃって、今日も暖かく迎えて下さいました。商品のことをはじめとしていろいろとお話しをしているうちに、たまたま別のお客さんが試聴目的で来訪しました。スタッフの一人がそのお客様を早速試聴ルームに案内しました。このとき麻衣まいは試聴ルームに隣接した事務室にいたのですが、隣室にもかかわらず素晴らしい音色で聞こえてきたのには驚きました。普通のスピーカーには指向性があります。そのためスピーカーが設置された部屋で、しかも左右のスピーカーを結んだ線分を底辺とする二等辺三角形の頂点となる位置で聴かないとつまらない音になるものです。しかし”Tiger”と名付けられたこのスピーカーはそうではありませんでした。隣の部屋の音が心地よい音で聞こえてきたのです。これも点音源のなせるわざでしょうね。
 さらに驚いたのは、スタッフの方がこのブログの文章もご覧になっていたことです。2月8日に初めて訪問したときも、その前の三省堂書店でのデモンストレーションのときも、麻衣まいはブログのことは一切お話ししませんでした。それにもかかわらず今日は会うなり「ブログを拝見しました。麻衣まいさんですよね」と言われたので、こちらが驚いてしまいました。何かで検索しているうちに、偶然にも発見なさったそうです。

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これまでにない絵本を発見

 先日、とある書店に入りました。すると店の目立つ場所に絵本が立てかけられていました。書名はなんと『うんこ』!見た瞬間「え?」と思いましたが、表紙に描かれた絵も間違いなく黄土色のうんこでした。子どもが書くような巻きうんこに目や口が描かれています。普通、絵本のタイトルとか主人公となるキャラクターというものは、かっこ良いもの・可愛らしいもの・美しいものが選ばれるものです。『白雪姫』『桃太郎』『ウルトラマン』など、従来の絵本の主人公はみんなそうでした。それだけに、麻衣まいは『うんこ』を手にとってどんな話なのか読んでみました。
 道路を散歩途中の犬からうんこが排泄された場面から話が始まります。しばらくうんこはそこにじっとしています。するとうさぎやへびなどいろいろな動物が通りかかるのですが、うんこを見るやいなや「臭い!」と言って逃げ出してしまいます。『これでは自分はいつまで経っても嫌われ者で友達ができない』と思ったうんこは、自分と仲良くしてくれる相手を求めて移動しはじめます。ずんずん進んで畑の前を通りかかったところ、ちょうど畑を耕していたおじさんに呼び止められます。「ここにはお前の仲間がいっぱいいて、みんなおじさんの役に立っているからぜひ来てくれ」と、おじさんが言いました。うんこは喜んで畑に入ってそこで肥料になりったという結末です。
 一般にうんこは生物体の排泄物として「汚い物」と認識されていますが、大地にかえって植物の栄養となっているからちゃんと役に立っているという、素晴らしい話ではありませんか。本の帯には優良な絵本に与えられる賞を受賞したことが誇らしげに書かれてあったのですが、読んでみて納得しました。可愛いものやかっこ良いものが主人公になっている従来の絵本にはない作品だと思いました。

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